相続人と遺族の違い1273

鹿児島の身近な法律家 藤原司法書士事務所

2025年03月19日 14:24

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前回は相続法の改正を紹介しました。
今回もその続きです。

前回は、相続土地国庫帰属制度の申請をしても即却下される土地の事例を取り上げました。

今回は、審査基準によって承認の可否が決まる土地について解説します。

つまり、審査段階で特定の基準に該当すると、承認されない可能性がある土地のことです。

では、具体的な基準を見ていきましょう。

① 崖がある土地(勾配30度以上+高さ5メートル以上)
このような崖がある土地で、通常の管理に過度な費用や労力を要する場合、承認されない可能性があります。
理由は、国が所有権を引き継いだ後、その管理が困難であると予想されるためです。

② 管理や処分を阻害するものが存在する土地
工作物・車両・樹木などが地上に存在し、管理を妨げる土地も審査で承認されにくいです。

例えば、

放置された自動車がある土地
竹林などで定期的な伐採が必要な土地
放置すると倒木の恐れがある樹木がある土地
このように、管理が難しいと予想される土地は、承認が難しくなります。

次回に続きます。







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